受注伝票や売上伝票を登録する際に、新規の出荷先を指定したい場合、天の蔵では先に出荷先マスタに出荷先を登録する必要があります。
ここでは以下の条件のもと、受注伝票の一括登録データを使用して出荷先を登録する手順を説明します。
- 受注伝票一括登録用データ(以下、取り込みデータ)に未登録の出荷先情報( 出荷先名 )が含まれている
1.取り込みデータを用意する
xlsx、またはcsv等の形式の取り込みデータを用意します。
出荷先住所等の情報が含まれている場合は、出荷先マスタの取込ファイルの仕様に合わせて、住所を2項目に分割するなど、データを調整します。
下の画像は、今回取り込む受注データです。明細1件の伝票を2件登録します。
1件目の出荷先は既に天の蔵に登録しており、登録済みの出荷先名を入力しています。最終的に出荷先名を使用して受注登録を行うため、出荷先コードはデータに含めていません。
2件目の出荷先は未登録の出荷先です。
取り込みデータ
2.出荷先マスタ一括登録を行う
上の取り込みデータを使用して出荷先マスタの登録、修正を行います。
サイドメニューの システム共通 をクリックし、出荷先マスタ セクションにある 一覧 をクリックし、一覧表の右上の一括登録をクリックします。
ファイルのアップロードまで画面を進め、上の取り込みデータをアップロードします。
住所項目等の対応付けを行い、プレビュー画面へ進みます。
登録、または更新する出荷先情報を選択し、一括登録を行います。
今回は出荷先名による登録を行うため、出荷先コードの対応付けは行っていませんが、出荷先コードを指定して登録することも可能です。
登録済みの出荷先コードが出荷先名から補完された。
既存の出荷先を更新しないよう、一行目のチェックを外している。
取り込みが必要な出荷先コードが一部のみの場合、プレビュー画面で特定の行のみ選択して登録、更新をすることができます。
同一の取引先で同じ出荷先コード、もしくは同じ出荷先名が取り込みデータに複数ある場合、後の行の内容で更新されます。
出荷先名で登録、更新をする場合、既に出荷先が登録されているかどうかは出荷先名が完全に一致しているかで判別します。
表記が少し違う出荷先名で更新をしようとしても新規登録として処理されてしまうため、出荷先名の表記は社内や外部システム等で統一することが推奨されます。
3.受注伝票の一括登録を行う
サイドメニューの 販売管理 をクリックし、受注 セクションにある 一覧 をクリックし、一覧表の右上の一括登録をクリックします。
出荷先マスタ一括登録と同様に取り込みデータをアップロードし、出荷先コードに出荷先名を対応付けます。
プレビュー画面へ移動すると、出荷先名が上で登録した出荷先コードに置換されるので、そのまま一括登録を行い、作業は終了となります。
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