あ行
粗利益(あらりえき)
税抜の売上金額(数量×単価)から売上原価(数量×原単価)を引いた大まかな利益金額。
粗利益は明細区分が[売上、返品]の明細行で計算されます。
[値引]が伝票に含まれる場合は、値引後の売上金額で粗利益を計算します。
[一括値引]が伝票に含まれる場合は、値引金額を各行の売上金額に比例配分した上で粗利益を計算します。
また、伝票の明細が[一括値引]のみの場合は、一括値引の金額を売上金額として粗利益を計算します。
なお、伝票の粗利益は明細の粗利益の合計となります。
粗利益を正しく表示させるには原単価と数量の正しい入力が必要となります。
粗利益率(あらりえきりつ)
税抜の売上金額に対して粗利益が占めるパーセンテージのこと。
内税外税区分(うちぜいそとぜいくぶん)
内税取引か外税取引かを設定します。
取引先マスタに設定することで、伝票登録時に初期値として指定できます。
伝票登録時に適宜変更することも可能です。
売上区分(うりあげくぶん)
販売時の明細の種類を表します。
売上(または受注)
通常の販売取引です。商品を入力します。
返品
返品取引です。返品される商品を入力します。
値引
1行上の売上(受注)に対する値引です。値引率で登録するには単位を「%」にして数量を入力します。
一括値引
すべての売上または返品に対する値引です。値引率で登録するには単位を「%」にして数量を入力します。
諸掛
商品売買の際にかかる運送費などの費用を入力します。
その他
摘要:明細に差し込むコメントを入力します。
小計:帳票発行時に、その行以前の金額を合計した小計行を挿入します。
中計:帳票発行時に、その行以前の小計を合計した中計行を挿入します。
売上消費税丸め区分(うりあげしょうひぜいまるめくぶん)
販売管理時の消費税の端数処理方法を設定します。
丸め区分を参照
売上伝票採番区分(うりあげでんぴょうさいばんくぶん)
伝票採番区分を参照
か行
月度呼称区分(げつどこしょうくぶん)
年度呼称区分を参照
原単価区分(げんたんかくぶん)
商品の原単価の評価方法の設定です。
伝票登録等で商品を使用した後から変更を反映させるには在庫単価調整を使う必要があります。
固定単価
商品マスタの原単価の設定金額が原単価となります。
最終仕入
最後に仕入で登録した単価が原単価となります。
商品の在庫管理が必要です。
月別総平均
前月の在庫金額と当月の入庫金額の平均金額が原単価となります。
入庫にかかる諸掛の金額も入庫金額とみなし評価します。
商品の在庫管理が必要です。
さ行
在庫管理区分(ざいこかんりくぶん)
商品の在庫数を管理するかどうかの設定です。
在庫管理しない
在庫数を管理しません。在庫一覧画面等の在庫管理画面にこの商品は表示されません。
在庫管理する
在庫数を管理します。売上や仕入を登録することで在庫数が増減するようになります。
基本設定参照
基本設定マスタの同名項目の設定に従います。
在庫引当区分(ざいこひきあてくぶん)
出荷予定(受注登録した商品)の商品を在庫から確保するかどうかの設定です。
在庫引当を行なう場合、在庫引当がされていない状態での売上伝票登録はできません。
在庫引当しない
引当処理が不要な場合の設定です。
受注時に在庫引当する
受注登録と同時に自動で有効在庫数から引当処理を行います。
有効在庫数が不足している場合は、引当処理されません。
受注後に在庫引当する
受注登録後に在庫引当画面から手動で引当処理を行います。
基本設定参照
基本設定マスタの同名項目の設定に従います。
在庫引当数(ざいこひきあてすう)
出荷予定(受注)があり、まだ出荷(売上)していない商品のうち、在庫引当済みの数量。
仕入区分(しいれくぶん)
購買時の明細の種類を表します。
仕入(または発注)
通常の購買取引です。商品を入力します。
返品
返品取引です。返品する商品を入力します。
値引
1行上の仕入(発注)に対する値引です。値引率で登録するには単位を「%」にして数量を入力します。
一括値引
すべての仕入または返品に対する値引です。値引率で登録するには単位を「%」にして数量を入力します。
諸掛
商品売買の際にかかる運送費などの費用を入力します。
その他
摘要:明細に差し込むコメントを入力します。
小計:帳票発行時に、その行以前の金額を合計した小計行を挿入します。
中計:帳票発行時に、その行以前の小計を合計した中計行を挿入します。
仕入消費税丸め区分(しいれしょうひぜいまるめくぶん)
購買管理時の消費税の端数処理方法を設定します。
丸め区分を参照
仕入伝票採番区分(しいれでんぴょうさいばんくぶん)
伝票採番区分を参照
実在庫数(じつざいこすう)
天の蔵ではシステム上の理論在庫数のことを実在庫数と表現しています。現実にある実際の在庫数と相違があることがあるため、棚卸や在庫調整で差異を調整します。
支払明細書発行区分(しはらいめいさいしょはっこうくぶん)
仕入金額がゼロになる場合や、支払の相殺により支払予定額がゼロになる場合に支払明細書を発行するかどうかの設定です。
今回支払額がゼロの場合は発行しない
仕入伝票の登録がない場合、または仕入金額と支払金額が相殺により支払予定額がゼロになる場合、支払明細書を発行しません。
今回支払額がゼロの場合も発行する
支払予定額が0になる場合でも支払明細書は常に発行します。
基本設定参照
基本設定マスタの同名の項目と同じ設定とします。
消費税計上区分(しょうひぜいけいじょうくぶん)
消費税額を算定する単位の設定です。得意先や仕入先ごとに設定します。
明細
明細の金額から消費税を計算します。
伝票
伝票の合計金額から消費税を計算します。
一括
請求締切や支払締切の対象となる伝票の合計金額から消費税を計算します。
処理年月(しょりねんげつ)
自社の会計月度を表します。会計月度は年度呼称区分や月度呼称区分により決まります。
数量丸め区分(すうりょうまるめくぶん)
入数とセット、ケースから数量を求める際の小数の丸め処理方法の設定です。
丸め区分を参照
請求書発行区分(せいきゅうしょはっこうくぶん)
売上金額がゼロになる場合や、相殺により請求額がゼロになる場合に請求書を発行するかどうかの設定です。
今回請求額がゼロの場合は発行しない
売上伝票の登録がない場合、または売上金額と入金金額が相殺により請求額が0になる場合、請求書を発行しません。
今回請求額がゼロの場合も発行する
請求額が0になる場合でも請求書は常に発行します。
請求額がゼロでも売上あれば発行する
売上伝票の登録があれば請求額が0の場合も請求書を発行します。
常に発行しない
請求書の発行対象としません。
基本設定参照
基本設定マスタの同名の項目と同じ設定とします。
た行
単価(たんか)
商品の単位個数あたりの取引金額を表します。
天の蔵では内税外税区分によって税抜き単価と税込み単価が区別されており、
伝票入力時には一律、外税取引の場合は税抜き単価、内税取引の場合は税込み単価の単価がそれぞれ使用されます。
単価ランク(たんからんく)
商品にランクごとの売買単価を設定することができ、取引先マスタにて各取引先がどのランクの単価を使用できるのかを設定することができます。
取引形態区分(とりひきけいたいくぶん)
天の蔵では取引先との代金の清算方法を取引形態と呼びます。
掛売上
売掛による取引です。
請求締切を行い売上金額をまとめて請求します。
入金があれば入金登録します。
掛仕入
買掛による取引です。
支払締切を行い仕入金額をまとめて支払います。
支払をすれば支払登録します。
現金売上
現金と受け取って商品を引き渡す取引です。
天の蔵では入金登録はしません。
現金仕入
現金を支払って商品を受け取る取引です。
天の蔵では入金登録はしません。
都度請求
売上ごとに請求する取引です。
入金があれば入金登録します。
都度支払
仕入ごとに支払する取引です。
支払をすれば支払登録します。
サンプル
サンプル品の支給など売買を目的としない取引です。
取扱は現金取引と同じです。
デフォルト倉庫(でふぉるとそうこ)
天の蔵ではあらかじめ倉庫がひとつ登録されていて、これをデフォルト倉庫と呼びます。商品の在庫を管理する場合では、商品は必ずどこかに保管しているということとなり、拠点別在庫管理が有効でない場合は在庫はすべてデフォルト倉庫へ保管していると見なしています。
伝票採番区分(でんぴょうさいばんくぶん)
伝票番号の採番についての設定です。
売上伝票と仕入伝票の伝票番号が該当します。
自動採番なし
自動的に採番しません。
手入力による採番を行なう必要があります。
共通自動採番
他の取引先と共通した連番を採番します。
個別自動採番
取引先ごとに固有に連番を採番します。
な行
年度呼称区分(ねんどこしょうくぶん)
自社の会計年度と会計月度の数字の表現方法の設定です。
会計年度と会計月度は天の蔵では『処理年月』で表しています。
期首日の年
会計年度の表現を会計期間の始まりの年数で表します。
決算日の年
会計年度の表現を会計期間の終わりの年数で表します。
各月の開始日の月
会計月度の月度を始まりの日の月数で表します。
各月の終了日の月
会計月度の月度を終わりの日の月数で表します。
例
会計期間が 9月16日~9月15日 の場合
2019年11月10日は・・・
『 期首日の年 』『 各月の開始日の年 』 だと “2019年度” “11月度”
『 期首日の年 』『 各月の終了日の年 』 だと “2019年度” “12月度”
『 決算日の年 』『 各月の開始日の年 』 だと “2020年度” “11月度”
『 決算日の年 』『 各月の終了日の年 』 だと “2020年度” “12月度”
2019年11月20日は・・・
『 期首日の年 』『 各月の開始日の年 』 だと “2019年度” “11月度”
『 期首日の年 』『 各月の終了日の年 』 だと “2019年度” “12月度”
『 決算日の年 』『 各月の開始日の年 』 だと “2020年度” “11月度”
『 決算日の年 』『 各月の終了日の年 』 だと “2020年度” “12月度”
ま行
マイナス在庫許可区分(まいなすざいこきょかくぶん)
在庫数が0未満になる売上入力や仕入入力を許可するかどうかの設定です。
マイナス在庫を許可しない
在庫数が0未満になる登録や修正は許可されません。
受注の登録は可能です。
マイナス在庫を許可する
在庫数が0未満でも登録できます。
基本設定参照
基本設定マスタの同名項目の設定に従います。
丸め区分(まるめくぶん)
対象となる通貨が取り扱える小数桁数より小さい小数桁の金額の処理方法の設定です。
円貨(JPY)の場合は取り扱う小数桁数は0桁にシステムが設定しています。
各設定を円貨の場合を例として説明します。
四捨五入
0.5円は1円とし、0.5円未満は0円とする処理方法です。
切り上げ
0.0円より大きく1.0円以下は1円とする処理方法です。
切り捨て
1.0円未満を0円とする処理方法です。
五捨五超入
0.50円以下は0円とし、0.50円より大きい場合は1円とする処理方法です。
五捨六入
0.60円未満は0円とし、0.60円以上は1円とする処理方法です。
未引当受注数(みひきあてじゅちゅうすう)
出荷予定(受注)があり、まだ出荷(売上入力)していない商品の数量に対し、在庫引当処理していない数量のこと。
メイン倉庫(めいんそうこ)
商品の保管先する主たる倉庫のこと。
初期値として使用される。
や行
有効在庫数(ゆうこうざいこすう)
有効発注数(ゆうこうはっちゅうすう)
入荷予定(発注)があり、まだ入荷(仕入入力)していない商品の数量のこと。
コメント
0件のコメント
投稿したコメントはすべて一般公開され、どなたでも閲覧できます。
実名・電話番号・住所・メールアドレス等 個人の特定につながりかねない情報の書き込みはしないでください。
コメントを投稿すると、次のような情報も他のユーザーに表示されます。
サインインしてコメントを残してください。