このステップでは、取引の得意先(顧客)や仕入先(発注先)をまとめた取引先を設定します。
1.取引先マスタを表示
サイドメニューの システム共通 をクリックし、取引先マスタ をクリックします。
取引先一覧が表示されます。新規ボタンをクリックして、登録ページを表示します。
2.得意先(顧客)を登録
2.1.取引先の基本情報を入力
取引先を識別する取引先コードを入力し、名称、住所、取引の通貨を適宜入力していきます。各取り引きの登録では取引先コードを利用します。
ここでは取引先コードに”001″と入力し、取引先名に”株式会社トクイ”を入力し、郵便番号に”160-0023″を入力します。住所は郵便番号から自動的に入力されます。
取引先コードはアルファベットや数字を組み合わせて10桁以内で作成します。
例えば「004」のように連番としたり「TK004」のように少し意味を持たせり、どのように付けるかに決まりはありません。登録数の規模や入力のしやすさなど考慮して検討ください。また後からコードの変更ができます。
2.2.得意先の情報を入力
得意先の設定のタブの下にある チェック をつけると、取引先を得意先(顧客)として扱うようになります。
次に得意先の基本情報を入力していきます。
部署に “購買部” を入力し、敬称に”御中”と入力します。
これらの基本情報は基本的に納品書や請求書などの宛先情報として使用されます。
続いて 取引設定 を入力していきます。
取引形態 には主な取引方法を設定します。ここでは"掛売上"を設定します。
続いて 請求設定 を入力していきます。
請求先は、この得意先を請求先として使用する際の請求書の宛先に別の請求先を指定したり、別の請求先を指定してこの得意先の請求を指定した請求先にまとめることができます。
ここではこの得意先自身を請求先とするので、この得意先を請求先として使用を選択し、請求書宛先には何も入力しません。
得意先が請求先として使用されるため、請求先としての設定を行います。
締日1~3 は、ここでは毎月月末に請求書を発行するとして 締日1 に"末日"を設定し、請求に対する 入金予定日1 に"翌月"と"15日"を設定します。
続いて 導入時設定 を入力していきます。
前回請求額 と 前回売掛残 には天の蔵を導入するまでに残っている金額を入力します。ここでは 前回請求額 と前回売掛残 のそれぞれに"10000"を入力します。
通常は 前回請求額 と 前回売掛残 は同じ金額が入ります。
続いて消費税設定 を入力していきます。
ここでは請求額の合計に対して消費税率を掛けたいとして 消費税計上区分 に"一括"を設定します。
(円転)とある項目は取引外貨がJPY以外(外貨)の場合に必要です。円貨換算した場合の金額を入力しますが、円貨取引の場合は特に気にする必要はありません。
最後に登録ボタンをクリックして、入力内容を保存します。
3.仕入先(発注先)を登録
「1.取引先マスタを表示」の手順で再度登録ページを表示し、仕入先(発注先)を登録していきます。
3.1. 取引先の基本情報を入力
取引先コードに”201″と入力し、取引先名に”株式会社ハッチュウ”を入力し、郵便番号に”540-0008″を入力します。住所は郵便番号から自動的に入力されます。
3.2.仕入先の情報を入力
取引先を仕入先(発注先)として扱う場合も得意先と同じ様に、仕入先の設定のタブにあるチェックをつけてください。
次に仕入先の基本情報を入力していきます。
部署に “販売部” を入力し、敬称に”御中”と入力します。
以下の設定内容は得意先と同様なので、得意先情報の入力方法を参考にします。
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