帳票ダウンロード時のファイル名をカスタマイズする

帳票をダウンロードする際、ファイル名を業務に合わせてカスタマイズできます。ファイル名パターンをあらかじめ設定しておくことで、伝票の内容に基づいたファイル名でダウンロードやメール添付が可能になります。

ファイル名のパターンの設定方法

1. 印刷設定 （[システム共通] > [マスタ管理] > [印刷設定マスタ]）に移動します。
   帳票発行する際の右ペインに表示される設定も可
2. ファイル名のパターンの項目に、希望のファイル名形式を入力します。
   • 例：{取引先名}_請求書_{伝票日}
3. パターン内の中括弧 {} で囲まれたキーワードは、伝票の内容に基づいて自動的に置き換えられます。
   • {取引先名}：取引先名に置き換わります。
   • {取引先コード}：取引先コードに置き換わります。
   • {伝票日}：伝票の日付や締日に置き換わります。
   • {伝票番号}：伝票番号に置き換わります。
   • {帳票名}：帳票名に置き換わります。
   • {発行日時}：帳票発行操作をした日時に置き換わります。
4. 設定は入力後に自動的に保存されます。

注意事項

• 一括帳票発行時の制限：複数の伝票を一括で帳票発行する場合、ファイル名カスタマイズ機能は適用されません。これは、ファイル名が個々の伝票内容に依存するためです。
• メール添付への適用：設定したファイル名パターンは、ダウンロード時だけでなく、メールに添付する際のファイル名にも反映されます。

利用例

ファイル名パターンを {取引先名}_請求書_{伝票日} と設定した場合：

• 取引先名が「山田商事」、締日が「2023年10月31日」の請求書をダウンロードすると、ファイル名は 山田商事_請求書_20231031.pdf となります。

トラブルシューティング

• ファイル名が正しく置き換わらない場合：キーワードが正しく入力されているか確認してください。大文字・小文字やスペースも正確に入力する必要があります。
• 一括ダウンロードでカスタマイズが適用されない：一括帳票発行時にはカスタマイズ機能は使用できません。個別にダウンロードしてください。